よくなったり、悪くなったりをくり返しながら長期間続く皮膚炎で、症状は痒みのある湿疹が中心です。
原因には体質的なものと環境的なものとが絡んでいると考えられています。
アトピー性皮膚炎は、治しきることが非常に難しい疾患でして、原因も人によってさまざまです。
当院では、医師とじっくり対話していただくことにより、患者さま一人ひとりに適切な治療法を見つけ出します。
(1)アトピー素因(生まれつきアレルギー反応を起こしやすい体質のこと) |
(2)皮膚過敏性(外部からの刺激に対する防御機能が弱い皮膚の状態) |
(3)精神的なストレス |
(4)生活習慣の乱れ、食生活の極端な偏り |
血液検査・パッチテストを用いたアレルギー検査を行っています。
花粉、食物アレルギー、金属アレルギーなど、お身体の状態を知ることが、改善へのスタートです。
アレルギー検査は即時型アレルギー以外の検査は保険適用外の自由診療です。症状により、保険適用も可能です。気になる方は医師にご相談ください。
アレルギー検査では血液検査やパッチテストにて、アレルギーの有無を調べます。少量の採血で、39項目のアレルギー反応を引き起こす物質を調べられる検査です。
アレルギーとしてよく知られる、ハウスダストや花粉、食品の卵・乳・小麦・そば・ピーナッツ・甲殻類を含むアレルギー性疾患の主要な原因となるアレルゲンを調べることが可能です。
【副作用・リスク】
採血部分に痒み、赤み、腫れなどが生じる場合があります。当日の体調によっては検査を受けることができないこともあります。発熱や風邪症状がある場合、薬の服用をしている場合は、事前にお申し出ください。
金属アレルギーが疑われる場合はパッチテストを行います。専用のパッチテスト用試薬を使用し、原因物質をしみこませ腕や背中に貼り、アレルギー反応が出ているかどうかを判断します。金属の種類によってもアレルギーの起こりやすさが異なり、複数の試薬を使用する場合があります。
【リスク・副作用】
貼り付け部のかゆみ、発赤
1. | 問診 | 医師が症状を確認し、問診を行います。 必要な検査を判断します。 |
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2. | 検査 | 血液検査・パッチテストを行います。 |
3. | 検査結果 | 2週間程度で検査結果が出ます。 医師と結果を確認していただき、今後の診療方針をご相談いたします。 郵送でのご案内も可能です、ご相談ください。 |